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水月さんと夕鈴の話
登場人物 水月、夕鈴、紅珠
カップリング 水月x夕鈴

・小説の夢水晶読んでて、夢ネタを思いついたので
・小説のネタバレとかは一切ありません。夢ネタということ以外特に関係ありません
・途中で力尽きて途中で終わってます
・水月さんと夕鈴が夫婦です



カップリング浮気しまくり脇役祭りのネタたち
正直ネタを吐き出したいだけで書く気があまりしないのですが…一応あげてく!
脇役祭りっていったけど以外と脇役じゃなかったです。

・経倬と青慎ふたたび
どんどん前に進め!という経倬に、慎重派の青慎が馬鹿にされてちょっと喧嘩っぽくなり、
青慎だって出世したいキモチとかもあるんだってキレて、だったらいいぞ!となる話

・青慎と紅珠先生が出会って青慎が一目惚れする話

・紅珠はが夕鈴のことでアニキと喧嘩するんだけど結局二人で夕鈴の話して盛り上がる話
なんかよくわかんないけど最後は仲良し

・夕鈴がいなくなったあとの後宮を守るために、紅珠が後宮の管理をする役職で入りたいとお願いしたが、それより正妃になってもらったほうが都合がよくなって、紅珠は承諾することにする。そのときの条件が側室とか何人もとって自分を特別な妃にしないことと(そのかわり妃達の管理は紅珠がする)、「夕鈴以外の女性に愛していると言わない」ことだったんだけど、
2人で王宮を守っていくうちに陛下に恋とかじゃないけど、家族というか仲間みたいな感じで愛するようになって、紅珠に正面からは言えないから死んだ後にお墓の前で愛してるよ、っていう話。言ったけど人には言ってないから怒らないでね、って。

・李順さんが陛下に振り回されて、
なんか昔のことを思い出して、最近ちょっと変わったかなと思ったけどやっぱり変わってないこの人楽しいな、とまんざらでもない話



「水月さん!」
「……」
朝からなんだ、と思う。
やっと春の温かい日差しが出てきて、
寝具の中でぶるぶる震えなくてもいい季節になった。
もう少しこの心地よいまどろみ状態を楽しんでいたいのに、
声の主は容赦無い。
「水月さん、起きてください」
なんだかどこかで聞いたことがある気はするのだが、
すぐに顔まで思い浮かばない。
部屋に無断で入って、
しかも朝から怒鳴り散らす女性など、いただろうか。
あまりにしつこいのでうっすら目を開けた。
「起きました?」

あ、これは夢だから、
もう少し寝ててもいいだろう。


<朝起きたら上司の妻がうちに嫁に来ていた話>


「こらっ!」
寝具が舞った。
「っ!」
突然の風に水月の心臓は止まりそうになった。
なんてことをするんだろうか。
死んでしまう。
「お妃様、なぜこんなところに…」
引き剥がされた寝具をぬくもりを求めて再び引き寄せる。
目の前にいるのは、
水月の苦手な冷酷非情の狼陛下の唯一の妃であった。
「なに寝ぼけてるんですか」
「寝ぼけておりますか」
「もう、ふざけてたら出仕しなくていいと思っているんですか?」
「いえ…」
どうも様子がおかしい。
彼女は確かにあまり普段からしおらしくしているタイプではないが、
氾家の、しかも水月の邸宅にいるのはありえないし、
布団を奪って怒っている様子は、
まるで長い間一緒に暮らしてきたかのような言い方である。
「いっつもいっつもサボることばかり考えて!
私の目が黒いうちは遅刻は許しませんから」
母親のように仁王立ちで言い切る姿は、
正直妃としてにこにこ微笑みながら椅子に座っているよりも似合っている。
あまりに自然なのでつい頷いてしまいそうになるが、
いや、これはおかしい出来事だ。
いったい何が起こったのか早急に確認する必要がある。
例えば紅珠の家に泊まりにきていて、
たまたま水月のところに来たとしても、
こんなふうに布団を引剥返したりはするだろうか。
普通しない。
水月と狼陛下の妃はそんなに親しい関係ではない。
「あの…」
「姉さま!!」
パタパタと軽快な足音とともに、
紅珠が駆け込んできた。
後ろから夕鈴に飛びつく。
「紅珠、おはよう」
「おはようございます!
聞いてくださいませっ!
父様ったらひどいんですのよ。
私がお願いしていた衣装、
絶対青にしてくださいって言ったのに、
なかったからって赤いものを買ってきてしまったの」
「あら、
新しい白の羽織と合わせるって言ってたやつね」
「それですわっ!
絶対青のほうが綺麗ですのに…」
目の前で繰り広げられる会話をぼんやり見ていた水月は、
ふと紅珠から向けられた視線に気付いて意識を戻した。
不思議そうな、それでいて興味のなさそうな表情だ。
「水月兄様、今日は何もおっしゃらないのね」
「なにがだい?」
「いつも私が夕鈴姉様と話していると、
『夕鈴は私のだから返して』とか、
『新婚の家に朝から入るな』とかおっしゃるじゃありませんの」
水月は返事ができずに何度か瞬きをした。
状況把握が一瞬でできる自分の頭が恨めしくなる。
とりあえずこの夢の中では狼陛下の妃が何故か自分の妻になっているらしい。
全くそんな話がでた記憶はないので、
絶対夢だと思う。
夕鈴と紅珠が、何かを期待するような顔で自分のほうを見ていた。
いつも何を言っていたのかしらないが、
とりあえずこの場は設定に合わせておいたほうがいいのだろうか。
水月は立ち上がって、夕鈴の腕を取ると自分のほうに引き寄せた。
「そうだね…
貴女に見とれていたら文句を言うのを忘れてしまいました。
そろそろ返してもらおうかな」
ぽす、と軽い音を立てて夕鈴が水月の腕の中に収まった。
陛下はずいぶん軽そうに扱っているなと思っていたが、
確かに想像したより軽々としている。
紅珠は少し複雑そうな顔をしたが、
どちらかと言えばこの状況に満足しているようで、
にこりと笑って出て行った。
「水月さん」
「あ、すみません」
腕に中の夕鈴がもぞ、と動いたので慌てて放した。
謝るのももしかしたらおかしいのかもしれないが、
どうしたらいいかよく分からない。
話しかけようとして、
しかしお妃様と呼ぶのは間違っているのだろう、
と考えている間に夕鈴が少し背伸びする。
ちゅ、と音がして頬に柔らかいものがあたった。
「おはようございます」
「……おはようございます」
「なんですかその顔!
自分がキスしないと朝起きれないって言ったくせに!
恥ずかしいんですからね。
起きました?」
「…起きました」
とてもよく目が覚めた。
これを陛下が見たらどう思うのだろうと考えると、
すぐさままた布団に潜りたい衝動に駆られるのだが、
きっとこの設定の中では陛下はお妃様を愛していないのだろう。
それにしても冷や汗がひどいので、
今すぐこの夢が覚めて欲しい。
本当にいますぐ。











次の日の朝目が覚めて、
隣に寝ているのが狼陛下の妃であるのを確認すると水月はまた寝具に潜った。
しばらく固く目を瞑ってみて、
それから起きるが状況は変わっていないので起床することにする。
正直もう少し寝ていたいが、
この女性の隣に寝ているのはまずい。
「ん…」
他の部屋に移動しようと起き上がろうとするが、
服の裾を掴まれた。
「水月さん?今日休みじゃないんですか」
「そうでしたか?」
「もうちょっと…」
ふにゃふゃと眠たそうな顔のまま、
夕鈴が水月の腰に腕を回す。
「あの、私はもう起きますが」
「起きないでください。寒いです」
「……」
どうすればいいのか分からず、水月はその場で固まることにした。
もう思考するのが面倒になってきた。
いつまでこの夢が続くのか分からないが、
頭を使っても全部不正解な気がしてとても無駄に思える。
この夢の設定にしたがって、
この今はお妃様ではない人と、
夫婦をしているほうがずっと楽な気がしてきた。
「じゃあもう少し寝ましょうか」
2人が入っていた布団はまだ温かい。
そういえば人と寝たことなどほとんどなかった。
「水月さん」
「なんでしょう」
「なんで昨日から敬語なんですか?」
「おかしいですか」
「おかしいですよ。
なんか昔に戻ったみたい」
ということは、
結婚してから長いのだろうか。
一体自分は今何歳の設定なんだろうと考えるが、
昨日鏡で顔を見た限りあまり年齢が変化したとは思えない。
目の前の彼女も同様である。
夢だかそういうのは適当なんだろうか。
「名前も読んでくれないし」
ふと手を握られる。
きゅ、と握った指は熱かった。
寝ていると子どものように体温が高くなるようで、
そういえば布団の中は季節を抜きにしてもずいぶん温かい。
「抱きしめてくれないし、
触ってくれないし、
寂しいです」
盛大に咳き込みそうになるのをなんとか耐えた。
しかし人というのは、
外で見る顔と配偶者の前に見せる顔が違うものだなあ、
と水月は政務室で見ていた陛下と妃のことを思い出した。



(^0^)ここまで!
という感じで、
今まであんまり女らしくないなと思っていた夕鈴の、
なんだかちょっと可愛らしいところとか、
女らしいところを見てどきっとする展開。
その後夢から覚めて、
絶対夕鈴と結婚なんてないだろうなーとは思いつつ、
元気な奥さんもいいかもね、ってなってる水月さんの話が読みたいなーっていう。


「紅珠、お妃様がきょうだいになったら嬉しいかい?」
「お妃様が…?
はっ、まさか陛下には実は弟君がいて、
その弟君と私の縁談が出ているのですか?」
「いや」
「…?では…っまさか!
お妃様には生き別れのそっくりな弟君がいて、
その弟君でしょうか。
私、もう後宮に入らなくていいんですのね!」
「いや、そういうんじゃないんだけど…」
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